今回は光回線について種類ごとに解説していきます。簡単にまとめた内容になりますので、お付き合いいただければ幸いです。
結論としては、光回線が引ける環境なら光回線がベストになります。どうしても引けない場合は、CATVの回線でそれ以外今回紹介している回線は今後停波予定になりますので、注意が必要になります。
光回線
光回線
光ファイバーケーブルを使ったインターネット回線のことです。光ファイバーケーブルは電気を通さないので電気の影響を受けず、ノイズの干渉もないので安定してインターネットを利用することができます。通信速度が速く、遠くまでデータを伝達できます。※NTTの光回線には、「ライトファイバー」と「ダークファイバー」があります。NTTは全国に光回線を施設しましたが、全て利用するのではなく、一部使われないまま放置されました。
ライトファイバー＝NTTが通常利用（光が通って明るい）ダークファイバー＝NTTが利用しない（光が通ってないため暗い）フレッツ光やコラボ光は、「ライトファイバー」を利用しています。そのため転用や事業者変更は工事無しで切り替えが可能になっています。しかしNURO光は「ダークファイバー」を利用しています。そのためNTTの光回線ではありますが、配線は別物になりますので事業者変更は出来ず、切り替え時は工事が必要になります。またau光も「ダークファイバー」を利用してますが、KDDIの自前回線［旧TEPCO光］も並行利用しておりNURO光と同じく事業者変更できませんので注意が必要です。
ADSL アナログ回線 ISDN
ADSL
一般家庭に引かれた電話回線を利用してインターネットに繋ぎます。ADSLは光回線と比較すると安い金額で利用できます。しかし光回線より通信速度が遅く、回線品質が劣ります。また電話回線を利用するためNTT基地局の距離に大きく影響します。距離が遠いほど通信速度が遅くなり品質が悪くなります。ちなみにADSLは2020年3月以降順次終了予定で2024年3月31日サービス終了します。
アナログ電話回線
電話回線を通してインターネットにつなげます。インターネットに繋がっている間は電話が使えなくなります。またインターネットに繋がっている時間が長いほど電話代が高くなるのでウッカリすると非常に料金が高額になります。通信速度は50Kbps前後でとても遅いです。現状新規契約できるところはほぼありませんし契約するメリットもありません。こちらも2024年終了します。
ISDN
デジタル電話回線を利用してインターネットに繋げます。デジタル電話回線を利用するためにはデジタル回線を引く工事が必要で、1契約で2回線利用できます。そのためデジタル回線の場合はインターネット接続中でも電話を利用することができます。アナログ電話回線同様に、接続中は電話代がかかります。通信速度は60Kbps、2回線同時利用で2倍の120Kbpsにすることができます。こちらも2024年終了予定です。
CATV
CATV
テレビ回線を利用してインターネットに繋ぎます。テレビ回線を利用するので導入可能エリアがとても広く、テレビの申し込みと一緒にインターネットに契約する人が多いです。しかし同軸ケーブルが使われているため、回線速度や品質が低下します。しかしエリアによっては、インマイルーム等名称は変わりますが、ネット回線が無料で使えるエリアも存在するそうです。ご興味ある方は不動産屋等で確認できます。
以上がネット回線種類になります今後は基本的にアナログ回線は2024年終了予定になりますので、基本的に光回線もしくは、CATV回線の2択になります。参考になれば嬉しいです。今後は個別で回線の解説していきますのでお付き合い頂ければ幸いです。
コメント